8.2. バグ修正
このセクションでは、Directory Server 11.3 で修正された、ユーザーに重大な影響を与えるバグについて説明します。
lib389 ライブラリーが、Account オブジェクトで検出されたエントリーの削除に失敗しなくなりました。
以前は、lib389 ライブラリーの Account オブジェクトの _protected フラグが有効化されていました。そのため、delete 操作に失敗していました。今回の更新により、フラグが False に設定されるようになりました。その結果、Account オブジェクトによって検出されたエントリーを削除したり、名前を変更したりしても、ライブラリーが失敗しなくなりました。
389-ds-base パッケージのバグ修正
389-ds-base パッケージに含まれている Red Hat Directory Server のバグ修正は、Red Hat Enterprise Linux 8.4 リリースノートに記載されています。