第10章 Red Hat Directory Server 11.1
10.1. 主な更新と新機能
このセクションでは、Directory Server 11.1 の新機能と重要な更新について説明します。
Directory Server がバージョン 1.4.2.4 にリベースされました。
389-ds-base
パッケージがアップストリームバージョン 1.4.2.4 にアップグレードされ、以前のバージョンに対するバグ修正および機能拡張が数多く追加されました。主な変更点のリストは、更新前にアップストリームのリリースノートを参照してください。
- https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-1-4-2-4.html
- https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-1-4-2-3.html
- https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-1-4-2-2.html
- https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-1-4-2-1.html
Directory Server にヘルスチェック機能が追加
この改良により、Directory Server にヘルスチェック機能が追加されます。dsctl healthcheck
コマンドは、Directory Server インスタンスで読み取り専用の操作を実行し、たとえば、インスタンスが正しく設定されている場合や、レプリカ合意が正しく機能している場合などです。
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パッケージで強調表示された更新と新機能
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パッケージに含まれている Red Hat Directory Server の機能は、Red Hat Enterprise Linux 8.2 リリースノートに記載されています。