第9章 Red Hat Directory Server 12.2
Directory Server 12.2 に実装された新しいシステム要件、主な更新および新機能、既知の問題、および非推奨の機能を説明します。
9.1. 重要な更新および新機能 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Directory Server 12.2 の新機能と重要な更新を説明します。
Directory Server 12.2 はアップストリームバージョン 2.2.7 にリベースされる
Directory Server 12.2 は、アップストリームバージョン 2.2.7 をベースとしており、以前のバージョンに比べて多くのバグ修正と機能拡張が提供されています。主な変更点の包括的なリストについては、更新する前に、リリースノート https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-2-2-1.html https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-2-2-2.html https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-2-2-3.html https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-2-2-4.html https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-2-2-5.html https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-2-2-6.html https://directory.fedoraproject.org/docs/389ds/releases/release-2-2-7.html を参照してください。
dsconf ユーティリティーで、タスクのタイムアウトを設定できるようになりました。
以前のリリースでは、タスクが 4 分以上かかると、dsconf は以下のメッセージを返していました。
DEBUG: The backup create task has failed with the error code: (None) ...
DEBUG: The backup create task has failed with the error code: (None)
...
今回の機能拡張により、--timeout オプションを使用して、タスクに必要なタイムアウトを設定できるようになりました。タイムアウトによってタスクは停止されませんが、dsconf ユーティリティーによるタスクの結果の待機は停止します。
(BZ#1993124)
Web コンソールを使用して、証明書をインポートおよびエクスポートできるようになりました。
以前のバージョンでは、Web コンソールを使用してサーバーファイルシステムのファイルから証明書をインポートできませんでした。今回のリリースでは、base64でエンコードされた証明書をコピーしてファイルをインポートすることもできます。さらに、認証局とサーバー証明書をエクスポートすることもできます。
(BZ#1751264)
389-ds-base パッケージの重要な更新と新機能
389-ds-base パッケージに含まれている Directory Server 12.2 機能は、Red Hat Enterprise Linux 9.2 リリースノートに記載されています。
- Directory Server が TLS の ECDSA 秘密キーをサポートするようになりました。
- Directory Server が検索操作の拡張ログをサポートするようになりました。
-
NUNC_STANS エラーログレベルは、新しい
1048576ログレベルに置き換えられました - Directory Server ではセキュリティーログが導入されています。
- Directory Server でアーカイブされたログファイルを圧縮できるようになりました。
- デフォルトの動作の変更: Directory Server が、データベース追加時とまったく同じスペルの DN を返すようになりました。
-
Directory Server 監査ログ用の新しい
nsslapd-auditlog-display-attrs設定パラメーター -
新しい
pamModuleIsThreadSafe設定オプションが利用可能になりました - Directory Server が証明書バンドルをインポートできるようになりました。