1.3. DM-Multipath コンポーネント


表1.1「DM-Multipath コンポーネント」. describes the components of DM-Multipath.
表1.1 DM-Multipath コンポーネント
コンポーネント 説明
dm-multipath kernel module パス群とパスグループの為に I/O を再巡回させてフェイルオーバーをサポートします。
multipath command マルチパスデバイスを一覧表示して設定します。通常は /etc/rc.sysinit でスタートアップしますが、ブロックデバイスが追加された時には udev プログラムによってでもスタートできます。また、initramfs ファイルシステムでも実行することができます。
multipathd daemon パスが失敗したり復帰した時などパスを監視します。これはパスグループスイッチの開始も します。マルチパスデバイスへのインタラクティブな変更を提供します。 /etc/multipath.conf に変更がある時には再スタートが必要になります。
kpartx command デバイス上のパーティション用にデバイスマッパーデバイスを作成します。DM-MP を持つ DOS ベースのパーティションにはこのコマンドを使用する必要があります。kpartx はそれ自身のパッケージ内に提供されていますが、device-mapper-multipath パッケージは kpartx に依存します。
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