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12.5. certmonger を使った証明書の追跡

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certmonger は証明書の有効期限を監視し、有効期間の終了時に証明書を自動的に更新できます。この方法で証明書を追跡するには、getcert start-tracking コマンドを実行します。
注記
getcert request コマンドはデフォルトで、要求された証明書を自動的に追跡して更新するため、getcert start-tracking を実行した後、getcert start-tracking を実行する必要はありません。getcert start-tracking コマンドは、他のプロセスを介して鍵と証明書をすでに取得している状況を対象としています。したがって、追跡を開始するように certmonger に手動で指示する必要があります。
getcert start-tracking コマンドは、複数のオプションを取ります。
  • -r は、キーペアがすでに存在する場合に失効日が近づくと証明書を自動的に更新します。このオプションはデフォルトで使用されます。
  • -I は、追跡要求の名前を設定します。certmonger はこの名前を使用して、ストレージの場所と要求オプションの組み合わせを参照し、getcert list コマンドの出力にも表示されます。このオプションを指定しないと、certmonger はタスクの名前を自動的に生成します。
[root@server ~]# getcert start-tracking -I cert1-tracker -d /export/alias -n ServerCert
証明書の追跡を取り消すには、stop-tracking コマンドを実行します。
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