7.7. SSSD のダウングレード


ダウングレード時 — SSSD のバージョンをダウングレードするか、オペレーティングシステム自体をダウングレードする場合、既存の SSSD キャッシュを削除する必要があります。キャッシュが削除されないと、SSSD プロセスは停止しますが、PID ファイルは残ります。SSSD ログは、キャッシュバージョンが認識されないため、関連付けられたドメインのいずれかに接続できないことを示します。
(Wed Nov 28 21:25:50 2012) [sssd] [sysdb_domain_init_internal] (0x0010): Unknown DB version [0.14], expected [0.10] for domain AD!
その後、ユーザーは認識されなくなり、ドメインサービスおよびホストに対して認証できなくなります。
SSSD バージョンをダウングレードしてから以下を行います。
  1. 既存のキャッシュデータベースファイルを削除します。
    [root@server ~]# rm -rf /var/lib/sss/db/*
  2. SSSD プロセスを再起動します。
    [root@server ~]# systemctl restart sssd.service
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.