3.2. サーバーおよびレプリケートコンテナーで利用可能な設定
利用可能
- ドメインレベル 1 以降
コンテナーには、ドメインレベル 0 は利用できません。ドメインレベルの表示と引き上げ も参照してください。
そのため、コンテナーで実行しているサーバーは、Red Hat Enterprise Linux 7.3 以降に基づいて、Identity Management サーバーとのみレプリカ合意に加えることが可能です。
- コンテナーおよび非コンテナーデプロイメントの組み合わせ
- 単一の Identity Management ドメイントポロジーには、コンテナーベースおよび RPM ベースのサーバーの両方を追加できます。
利用不可
- デプロイされたコンテナーでのサーバーコンポーネントの変更
- デプロイされたコンテナーのランタイム変更は行わないでください。統合 DNS や Vault などのサーバーコンポーネントの変更または再インストールが必要な場合は、新しいレプリカを作成してください。
- 異なる Linux ディストリビューション間でのアップグレード
ipa-server コンテナーイメージを実行するプラットフォームは変更しないでください。たとえば、Red Hat Enterprise Linux で実行しているイメージを Fedora、Ubuntu、または CentOS に変更しないでください。同様に、Fedora、Ubuntu、または CentOS で実行しているイメージを Red Hat Enterprise Linux に変更しないでください。
Identity Management は、Red Hat Enterprise Linux の後続のバージョンへのアップグレードのみをサポートします。
- 実行中のコンテナーを使用したシステムのダウングレード
- ipa-server コンテナーイメージを実行するシステムをダウングレードしないでください。
- Atomic Host 上のアップストリームコンテナー
- Atomic Host で FreeIPA ipa-server イメージなどのアップストリームコンテナーイメージはインストールしないでください。Red Hat Enterprise Linux で利用可能なコンテナーイメージのみをインストールします。
- 単一の Atomic Host での複数コンテナー
- 単一の Atomic Host に ipa-server コンテナーイメージのみをインストールします。