7.3. SSSD キャッシュをアプリケーションコンテナーに渡す
アプリケーションコンテナーで SSSD キャッシュを使用するには、アプリケーションコンテナーの起動時に関連のディレクトリーを docker run
コマンドに渡します。
# docker run --rm --name=<container_name> -v=/var/lib/sssd_container/<sssd-container-name>/client/etc/krb5.conf.d:/etc/krb5.conf.d -v=/var/lib/sssd_container/<sssd-container-name>/client/var/lib/sss/pipes/:/var/lib/sss/pipes/ <image_name>
これにより、SSSD コンテナーのディレクトリーがアプリケーションコンテナー内の対応するディレクトリーにマッピングされます。
これでコンテナーで実行中のアプリケーションは、kinit
ユーティリティーや mod_auth_gssapi
モジュールなどを使用して認証できるようになりました。