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7.8. コンパイラーおよび開発ツール

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Makefile で使用した場合に -j フラグが機能するように

以前は、Makefile 内の MAKEFLAGS に -j フラグを追加すると、ターゲットは並列ではなく順次に構築されていました。このバグは修正され、Makefile で -j フラグを使用すると同時にターゲットがビルドされるようになりました。

(BZ#2004246)

静的にリンクされたアプリケーションがクラッシュしなくなる

以前は、静的にリンクされたバイナリーにリンクされている動的ローダーの初期化コードは、リンクマップ変数を正しく初期化しませんでした。その結果、LD_LIBRABY__PATH に動的トークン文字列が含まれていると、静的にリンクされたアプリケーションがクラッシュしました。この更新により、静的にリンクされたアプリケーションがクラッシュしなくなりました。

(BZ#1934162)

glibc の pthread_once() は、C++ 例外を正しくサポートするように修正されました。

以前は、pthread_once() の実装により、libstdc++ ライブラリー関数を使用するときにハングが発生する可能性がありました。たとえば、libstdc++std::call_once() は、ハングを引き起こす例外を出力する関数を呼び出しました。この更新により、pthread_once() が修正され、例外が出力されたときにハングしなくなりました。

(BZ#2007327)

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