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10.19. コンテナー

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古いコンテナーイメージ内で systemd を実行すると動作しない

古いコンテナーイメージ (例:centos:7) で systemd を実行しても動作しません。

$ podman run --rm -ti centos:7 /usr/lib/systemd/systemd
 Storing signatures
 Failed to mount cgroup at /sys/fs/cgroup/systemd: Operation not permitted
 [!!!!!!] Failed to mount API filesystems, freezing.

この問題を回避するには、以下のコマンドを使用します。

# mkdir /sys/fs/cgroup/systemd
# mount none -t cgroup -o none,name=systemd /sys/fs/cgroup/systemd
# podman run --runtime /usr/bin/crun --annotation=run.oci.systemd.force_cgroup_v1=/sys/fs/cgroup --rm -ti centos:7 /usr/lib/systemd/systemd

(JIRA:RHELPLAN-96940)

ベータ版 GPG キーで署名されたコンテナーイメージがプルできない

現在、RHEL Beta のコンテナーイメージをプルしようとすると、podmanError: Source image rejected: None of the signatures were accepted のエラーメッセージと共に終了します。現在のビルドでは、RHEL ベータ版の GPG キーをデフォルトで信頼しないように設定されているため、イメージのプルに失敗します。

回避策としては、Red Hat Beta GPG キーがローカルシステムに保存されていることを確認し、podman image trust setコマンドで適切な beta 名前空間の既存の信頼範囲を更新します。

ベータ版の GPG キーがローカルに保存されていない場合は、以下のコマンドを実行することで、そのキーをプルすることができます。

sudo wget -O /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-beta https://www.redhat.com/security/data/f21541eb.txt

Beta GPG キーを信頼済みとしてネームスペースに追加するには、次のいずれかのコマンドを使用します。

$ sudo podman image trust set -f /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-beta registry.access.redhat.com/namespace

および

$ sudo podman image trust set -f /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-beta registry.redhat.io/namespace

namespaceubi9-betaまたはrhel9-betaに置き換えてください。

(BZ#2020301)

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