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7.6. カーネル

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dmidecode --type 17 コマンドは、DDR5 メモリー情報を正常にデコードするようになりました

以前は、dmidecode コマンドは DDR5 メモリー情報のデコードに失敗していました。そのため、dmidecode --type 17<OUT OF SPEC> メッセージを返していました。最新のパッケージ更新 ( dmidecode-3.3-3.el8) でこの問題が修正されました。その結果、dmidecode --type 17 は、DDR5 メモリー情報を正常にデコードするようになりました

(BZ#2027665)

デフォルトのメモリー量を使用する KVM 仮想マシンで kdump が失敗しなくなりました

以前は、デフォルトのメモリー量を使用する一部のカーネルベースの仮想マシン (KVM) で kdump が失敗していました。その結果、クラッシュカーネルは次のエラーでクラッシュダンプファイルをキャプチャできませんでした。

/bin/sh: error while loading shared libraries: libtinfo.so.6: cannot open shared object file: No such file or directory

この更新により、問題が修正され、デフォルトのメモリー量を使用する KVM 仮想マシンで kdump が正しく機能します。

(BZ#2004000)

トンネルのオフロードが期待どおりに機能し、利用可能なハードウェアをサポートするようになりました

以前は、ドライバーは特定の機能フラグを設定していませんでした。したがって、トンネルのオフロードは期待どおりに機能していませんでした。この更新では、ドライバーは必要なフラグを設定してトンネルのオフロードを有効にし、期待どおりに機能します。

(BZ#1910885)

rx リングバッファーを最大に設定する際のカーネル警告を修正しました

以前は、クリーンな入力を期待する内部関数が、再利用され、すでに初期化された構造で呼び出されていました。これにより、カーネルにより missing unregister, handled but fix driver という警告メッセージが表示されました。この更新によりバグが修正され、構造を再初期化してから登録を再度試みるようになりました。

(BZ#2040171)

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