4.2. RHEL for Edge
RHEL for Edge は、デフォルトで Greenboot
ビルトインヘルスチェックをサポートするようになりました
この更新により、RHEL for Edge Greenboot
には、再起動中にハードウェアがハングアップまたはフリーズしないようにする watchdog
機能を備えたビルトインヘルスチェックが含まれるようになりました。これにより、次の機能を利用できます。
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watchdogs
ハードウェアユーザーがビルトインヘルスチェックを簡単に導入できるようになります - ビルトイン OS コンポーネントに価値を提供するデフォルトのヘルスチェックのセット
-
watchdog
がデフォルトのプリセットとして表示されるようになるため、この機能を簡単に有効または無効にできます。 - すでに利用可能なヘルスチェックに基づいてカスタムヘルスチェックを作成する機能。
RHEL 8 を rpm-ostreev2022.2
にリベースしました
RHEL 8 は、rpm-ostree
バージョン v2022.2 とともに配布され、複数のバグ修正と機能強化が提供されます。主な変更点は、以下のとおりです。
-
新しい
--append-if-missing
フラグおよび--delete-if-present
kargs フラグを使用することで、カーネル引数を idempotent 形式で更新できるようになりました。 -
YUM の
Count Me
機能が、すべてのリポジトリークエリーでデフォルトで完全に無効になり、対応するrpm-ostree-countme.timer
ユニットおよびrpm-ostree-countme.service
ユニットによってのみトリガーされるようになりました。countme を参照してください。 -
後処理ロジックで、
user.ima
IMA 拡張アトリビュートを処理できるようになりました。xattr
拡張属性が見つかると、最終的なOSTree
パッケージコンテンツのsecurity.ima
に自動的に変換されます。 -
treefile
には、新しいrepo-packages
項目があります。これを使用して、一連のパッケージを特定のリポジトリーに固定できます。 - Compose とクライアント側でモジュール性を使用する機能。
- コンテナーイメージは、作成ターゲットおよびアップグレードソースとして使用されるようになりました。