8.9. 高可用性およびクラスター
pcs
が新しい Booth チケットの作成時に mode
オプションを認識するようになりました
以前は、新しい Booth チケットを追加するときにユーザーが mode
オプションを指定すると、pcs
がエラー invalid booth ticket option 'mode'
を報告していました。今回の修正により、Booth チケットの作成時に mode
オプションを指定できるようになりました。
pcs
が stonith-watchdog-timeout
の値を検証するようになりました
以前は、stonith-watchdog-timeout
プロパティーを SBD 設定と互換性のない値に設定できました。これにより、フェンスループが発生したり、アクションが終了していなくても、クラスターがフェンシングアクションが成功したとみなす可能性がありました。この修正により、不正な設定を防ぐために、pcs
設定時に stonith-watchdog-property
の値を検証するようになりました。