4.14. Web コンソール
RHEL Web コンソールは、OS のダウンロード
の仮想マシンワークフローのオプションとして RHEL を備えています。
この機能拡張により、RHEL Web コンソールは、デフォルトのOS のダウンロード
ワークフローを使用した RHEL 仮想マシン (VM) のインストールをサポートするようになりました。その結果、Web コンソール内で直接 RHEL OS を仮想マシンとしてダウンロードおよびインストールできます。
(JIRA:RHELPLAN-121982)
カーネルパッチを個別にインストールするための RHEL Web コンソールの新しいボタン
今回の更新により、RHEL Web コンソールに kpatch 更新のインストール ボタンが表示されます。これを使用して、他の更新のインストールやシステムの再起動なしに、カーネルのパッチのみをインストールできます。
(JIRA:RHELPLAN-121981)
診断レポートページに新機能が追加されました
更新された Web コンソールの診断レポート (sos
レポート) ページでは、次のことができるようになりました。
- レポートにラベルを付ける
- レポートをパスフレーズで暗号化する
- レポート内の個人データを非表示にする
さらに、以前に生成されたレポートの一覧を表示し、それらをダウンロードまたは削除できます。
(JIRA:RHELPLAN-121983)
Web コンソール UI からの暗号化ポリシーのセットアップ
今回の更新により、さまざまな暗号化ポリシーレベルを RHEL Web コンソールのユーザーインターフェイス (UI) から直接変更できるようになりました。UI の 概要 ページの 設定 フィールドから、暗号化ポリシーの設定オプションにアクセスできます。
設定を変更できるようにするには、管理者アクセスがアクティブになっている必要があることに注意してください。
(JIRA:RHELPLAN-121980)
Web コンソールの更新進行状況ページで、自動再起動オプションがサポートされるようになりました
更新の進行状況ページに、完了後に再起動する スイッチが追加されました。これにより、更新のインストール後にシステムが自動的に再起動します。