14.3. RHEL システムロールを使用した kdump
RHEL システムロールは、複数の RHEL システムをリモートで管理するための一貫した設定インターフェイスを提供する Ansible ロールおよびモジュールのコレクションです。kdump ロールを使用すると、複数のシステムで基本的なカーネルダンプパラメーターを設定できます。
kdump ロールは、/etc/kdump.conf ファイルを置き換えて、マネージドホストの kdump 設定をすべて置き換えます。また、kdump ロールが適用されると、 /etc/sysconfig/kdump ファイルを置き換えて、ロール変数で指定されていない場合でも、以前の kdump の設定もすべて置き換えられます。
以下の例は、kdump システムロールを適用してクラッシュダンプファイルの場所を設定する方法を示しています。
kdump ロール変数の詳細は、rhel-system-roles パッケージをインストールし、/usr/share/doc/rhel-system-roles/kdump ディレクトリーの README.md または README.html ファイルを参照してください。