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17.2. Web コンソールで kdump メモリーの使用量およびターゲットの場所を設定

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RHEL Web コンソールインターフェイスを使用して、kdump カーネルのメモリー予約を設定し、vmcore ダンプファイルをキャプチャーするターゲットの場所を指定することもできます。

前提条件

手順

  1. Web コンソールで、Kernel dump タブを開き、Kernel crash dump スイッチをオンに設定して kdump サービスを起動します。
  2. ターミナルで kdump のメモリー使用量を設定します。以下に例を示します。

    $ sudo grubby --update-kernel ALL --args crashkernel=512M

    変更を適用するにはシステムを再起動します。

  3. Kernel dump タブで、Crash dump location フィールドの末尾にある Edit をクリックします。

    Web コンソールの Kdump ページ
  4. vmcore ダンプファイルを保存するターゲットディレクトリーを指定します。

    • ローカルファイルシステムの場合は、ドロップダウンメニューから Local Filesystem を選択します。

      vmcore を保存する場所
    • SSH プロトコルを使用したリモートシステムの場合は、ドロップダウンメニューから Remote over SSH を選択し、次のフィールドを指定します。

      • Server フィールドに、リモートサーバーのアドレスを入力します。
      • SSH key フィールドに、SSH キーの場所を入力します。
      • Directory フィールドに、ターゲットディレクトリーを入力します。
    • NFS プロトコルを使用したリモートシステムの場合は、ドロップダウンメニューから Remote over NFS を選択し、次のフィールドを指定します。

      • Server フィールドに、リモートサーバーのアドレスを入力します。
      • Export フィールドに、NFS サーバーの共有フォルダーの場所を入力します。
      • Directory フィールドに、ターゲットディレクトリーを入力します。

        注記

        Compression チェックボックスをオンにすると、vmcore ファイルのサイズを削減できます。

  5. View automation script をクリックして自動化スクリプトを表示します。

    生成されたスクリプトを含むウィンドウが開きます。シェルスクリプトと Ansible Playbook の生成オプションタブ間を移動できます。

  6. オプション: [クリップボードにコピー] をクリックしてスクリプトをコピーします。

    このスクリプトを使用すると、複数のマシンに同じ設定を適用できます。

検証

  1. Test configuration をクリックします。

    kdump のテスト設定
  2. Test kdump settings の下にある Crash system をクリックします。

    警告

    システムクラッシュを開始すると、カーネルの動作が停止し、システムがクラッシュしてデータが失われます。

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