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3.2. DM Multipath を使用した基本的なフェイルオーバー設定のセットアップ

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基本的なフェイルオーバー設定用の DM Multipath をセットアップし、multipathd デーモンを起動する前に /etc/multipath.conf ファイルを編集できます。

前提条件

  • 管理アクセスがある。

手順

  1. マルチパス設定ファイルを有効にして初期化します。

    # mpathconf --enable
  2. オプション: /etc/multipath.conf ファイルを編集します。

    ほとんどのデフォルト設定はすでに設定されています。たとえば、path_grouping_policyfailover に設定されています。

  3. オプション: マルチパスデバイスのデフォルトの命名形式は、/dev/mapper/mpathn 形式に設定されます。別の命名形式を使用する場合は、次のようにします。

    1. ユーザーフレンドリーな命名スキーム (mpath_n_) の代わりに、マルチパスデバイスの WWID を名前として使用するように DM Multipath を設定します。

      # mpathconf --enable --user_friendly_names n
    2. DM Multipath デーモンの設定をリロードします。

      # systemctl reload multipathd.service
  4. DM Multipath デーモンを起動します。

    # systemctl start multipathd.service

検証

  • DM Multipath デーモンが問題なく実行されていることを確認します。

    # systemctl status multipathd.service
  • マルチパスデバイスの命名形式を確認します。

    # ls /dev/mapper/
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