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9.2. multipathd 対話式コンソールでトラブルシューティング

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multipathd -k コマンドは、multipathd デーモンに対する対話式のインターフェイスです。このコマンドを実行すると対話式のマルチパスコンソールが立ち上がります。このコマンドを実行した後、help を入力すると、利用可能なコマンドのリストが表示され、Ctrl+D を押すと終了できます。

multipathd 対話型コンソールを使用して、システムで発生した問題のトラブルシューティングを行います。

手順

  1. コンソールを終了する前に、デフォルト値を含むマルチパス設定を表示します。

    # multipathd -k
    multipathd> show config
    multipathd> Ctrl+D
  2. マルチパスが multipath.conf ファイルへの変更をすべて反映するようにします。

    # multipathd -k
    multipathd> reconfigure
    multipathd> Ctrl+D
  3. パスチェッカーが正常に動作していることを確認します。

    # multipathd -k
    multipathd> show paths
    multipathd> Ctrl+D
  4. また、対話型コンソールを起動せずに、コマンドラインから直接 1 つの multipathd 対話型コマンドを実行することも可能です。たとえば、マルチパスが multipath.conf ファイルへの変更をすべて反映することを確認するには、次のコマンドを実行します。

    # multipathd reconfigure
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