検索

第20章 Web コンソールを使用したシン論理ボリュームの設定

download PDF

シンプロビジョニングされた論理ボリュームを使用すると、実際に利用可能な物理ストレージよりも多くの領域を、指定したアプリケーションまたはサーバーに割り当てることができます。

詳細については、シンプロビジョニングされたスナップショットボリュームの作成 を参照してください。

前提条件

  • RHEL 8 Web コンソールがインストールされている。

    詳細は、Web コンソールのインストールおよび有効化 を参照してください。

  • cockpit-storaged パッケージがシステムにインストールされている。
  • ボリュームグループの作成に使用する物理ドライブまたは他のタイプのストレージデバイスがシステムに接続されている。

20.1. Web コンソールでシンプロビジョニングボリュームのプールの作成

シンプロビジョニングされたボリューム用のプールを作成します。

手順

  1. RHEL 8 Web コンソールにログインします。
  2. Storage をクリックします。
  3. Storage テーブルで、シンボリュームを作成するボリュームグループをクリックします。
  4. Logical volume group ページで、LVM2 logical volumes セクションまでスクロールし、Create new logical volume をクリックします。
  5. Name フィールドに、新しい論理ボリュームの名前を入力します。名前にスペースを含めないでください。
  6. Purpose ドロップダウンメニューで、Pool for thinly provisioned volumes を選択します。

    この設定では、ボリュームグループに含まれるすべてのドライブの容量の合計に等しい最大ボリュームサイズを持つ論理ボリュームを作成できます。

    cockpit lv block dev

  7. 論理ボリュームのサイズを定義します。以下を検討してください。

    • この論理ボリュームを使用するシステムに必要なスペースの量。
    • 作成する論理ボリュームの数

    領域をすべて使用する必要はありません。必要な場合は、後で論理ボリュームを大きくすることができます。

    cockpit lv size

  8. Create をクリックします。

    シンボリュームのプールが作成され、プールにシンボリュームを追加できるようになりました。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.