34.9. Web コンソールの Pod 内にコンテナーを作成する
Pod 内にコンテナーを作成できます。
前提条件
- RHEL 8 Web コンソールをインストールし、アクセスできる。詳細は、Web コンソールのインストール および Web コンソールへのログイン を参照してください。
cockpit-podman
アドオンをインストールしている。# yum install cockpit-podman
手順
- メインメニューで Podman containers をクリックします。
- をクリックします。
- Name フィールドに、コンテナーの名前を入力します。
Details タブに必要な情報を入力します。
- 管理アクセスでのみ使用可能: コンテナーの所有者: システムまたはユーザーを選択します。
Image ドロップダウンリストで、選択したレジストリー内のコンテナーイメージを選択または検索します。
- オプション: 最新のコンテナーイメージをプルするには、Pull latest image チェックボックスをオンにします。
Command フィールドはコマンドを指定します。必要に応じて、デフォルトのコマンドを変更できます。
- オプション: ターミナルを使用してコンテナーを実行するには、With terminal チェックボックスをオンにします。
- Memory limit フィールドでは、コンテナーのメモリー制限を指定します。デフォルトのメモリー制限を変更するには、チェックボックスをオンにして制限を指定します。
- システムコンテナーでのみ使用可能: CPU シェアフィールド で、相対的な CPU 時間量を指定します。デフォルト値は 1024 です。デフォルト値を変更するには、チェックボックスをオンにします。
システムコンテナーでのみ使用可能: Restart policy ドロップダウンメニューで、次のオプションのいずれかを選択します。
- いいえ (デフォルト値): アクションはありません。
- 失敗時: 失敗時にコンテナーを再起動します。
- 常に: コンテナーの終了時またはシステム起動後にコンテナーを再起動します。
Integration タブに必要な情報を入力します。
- IP アドレス、ホストポート、コンテナーポート、および プロトコル を入力します。
- ホストパス、コンテナーパス を入力します。Writable オプションのチェックボックスをオンにして、書き込み可能なボリュームを作成できます。SELinux ドロップダウンリストで、次のオプションのいずれかを選択します: No Label、Shared、または Private。
- Key と Value を入力します。
Health check タブに必要な情報を入力します。
- Command フィールドに、ヘルスチェックコマンドを入力します。
ヘルスチェックオプションを指定します。
- Interval (デフォルトは 30 秒)
- Timeout (デフォルトは 30 秒)
- Start period
- Retries (デフォルトは 3)
When unhealthy: 次のいずれかのオプションを選択します。
- No action (デフォルト): アクションは実行しません。
- Restart: コンテナーを再起動します。
- Stop: コンテナーを停止します。
- Force stop: コンテナーを強制的に停止します。コンテナーが終了するのを待ちません。
コンテナーの所有者は Pod の所有者と同じです。
Pod では、コンテナーの検査、コンテナーのステータスの変更、コンテナーのコミット、またはコンテナーの削除を行うことができます。
検証
- メインメニューで Podman containers をクリックします。Pod 内の Containers テーブルの下に、新しく作成されたコンテナーが表示されます。