16.2. metrics RHEL システムロールを使用して視覚的にローカルシステムを監視する
この手順では、metrics
RHEL システムロールを使用してローカルシステムを監視しながら、同時に Grafana
によるデータの視覚化をプロビジョニングする方法について説明します。
前提条件
- コントロールノードと管理対象ノードを準備している。
- 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとしてコントロールノードにログインしている。
-
管理対象ノードへの接続に使用するアカウントに、そのノードに対する
sudo
権限がある。 localhost
がコントロールノードのインベントリーファイルで設定されている。localhost ansible_connection=local
手順
次の内容を含む Playbook ファイル (例:
~/playbook.yml
) を作成します。--- - name: Manage metrics hosts: localhost roles: - rhel-system-roles.metrics vars: metrics_graph_service: yes metrics_manage_firewall: true metrics_manage_selinux: true
metrics_graph_service
のブール値がvalue="yes"
に設定されているため、Grafana
は自動的にインストールされ、データソースとして追加されたpcp
でプロビジョニングされます。metrics_manage_firewall
とmetrics_manage_selinux
は両方ともtrue
に設定されているため、メトリクスロールはfirewall
およびselinux
システムロールを使用して、メトリクスロールが使用するポートを管理します。Playbook の構文を検証します。
$ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml
このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。
Playbook を実行します。
$ ansible-playbook ~/playbook.yml
検証
-
マシンで収集されるメトリクスを視覚化するには、Grafana Web UI へのアクセス の説明どおりに
grafana
Web インターフェイスにアクセスします。
関連情報
-
/usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.metrics/README.md
ファイル -
/usr/share/doc/rhel-system-roles/metrics/
ディレクトリー