3.2. AMQ コネクションを追加してメッセージ受信時にインテグレーションの実行をトリガー
Red Hat AMQ ブローカーからメッセージを受信したときにインテグレーションの実行をトリガーするには、Red Hat AMQ コネクションを最初のコネクションとして追加します。
前提条件
メッセージの取得元となる Red Hat AMQ ブローカーへの Red Hat AMQ コネクションが作成されている必要があります。
手順
- Fuse Online パネルの左側にある Integrations をクリックします。
- Create Integration をクリックします。
- Choose a connection ページで、インテグレーションを開始するために使用する Red Hat AMQ コネクションをクリックします。
- Choose an action ページで、Subscribe for messages アクションを選択し、指定したキューまたはトピックからメッセージを受信します。
- アクションを設定するには以下を行います。 - Destination name フィールドに、データの受信元となるキューまたはトピックの名前を入力します。
- Destination type では Queue を許可するか、Topic を選択します。
- メッセージを見逃さずにコネクションを開閉できるようにするため、Durable subscription ID フィールドに永続サブスクリプション ID を入力します。宛先のタイプはトピックにする必要があります。
- 特定の条件を満たすデータのみを受信する場合は、Message selector フィールドにフィルター式を入力します。 - メッセージセレクターは式が含まれる文字列です。式の構文は、SQL92 条件式構文のサブセットを基にしています。以下の例のメッセージセレクターは、値が - Sportsまたは- Opinionに設定された- NewsTypeプロパティーがあるメッセージをすべて選択します。- NewsType = 'Sports' OR NewsType = 'Opinion'- メッセージコンシューマーは、ヘッダーとプロパティーがメッセージセレクターの式と一致するメッセージのみを受信します。メッセージセレクターは、メッセージのボディー部の内容を基にしてメッセージを選択することはできません。 
 
- Next をクリックして、アクションの出力タイプを指定します。
- データタイプの認識が必要がない場合は、Select Type フィールドに Type specification not required を使用し、Next をクリックします。残りの手順を行う必要はありません。 - ただし、構造化データタイプが推奨されます。たとえば、コネクション出力をデータマッパーステップでマップする場合、データタイプを指定する必要があります。データマッパーは、非構造化データのフィールドを表示できません。 - データタイプを指定するには、Select Type フィールドをクリックし、以下の 1 つをスキーマタイプとして選択します。 - 
								JSON schema は JSON データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/schema+jsonです。
- 
								JSON instance は JSON データが含まれるドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/jsonです。
- 
								XML schema は XML データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのファイル拡張子は .xsdです。
- 
								XML instance は XML データが含まれるドキュメントです。このドキュメントのファイル拡張子は .xmlです。
 
- 
								JSON schema は JSON データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは 
- 
						Definition 入力ボックスに、選択したスキーマタイプに準拠する定義を貼り付けます。たとえば、JSON schema を選択した場合は、メディアタイプが application/schema+jsonの JSON スキーマファイルの内容を貼り付けます。
- Data Type Name フィールドにはデータタイプに選択した名前を入力します。たとえば、ベンダーの JSON スキーマを指定する場合は、 - Vendorをデータタイプ名として指定することができます。- このタイプを指定するコネクションを使用するインテグレーションを作成または編集するときにこのデータタイプ名が表示されます。Fuse Online では、インテグレーションビジュアライゼーションとデータマッパーにタイプ名が表示されます。 
- Data Type Description フィールドには、このタイプを区別するのに便利な情報を提供します。データマッパーでこのタイプを処理するステップにカーソルを合わせると、この説明が表示されます。
- Next をクリックします。
結果
インテグレーションフローの最初にコネクションが表示されます。