7.5. インテグレーションの途中で Dropbox にアクセス
フローの途中で Dropbox にファイルをアップロードするには、Dropbox コネクションをフローの途中に追加します。
前提条件
- Dropbox コネクションが作成されている必要があります。
- フローを作成または編集することになり、Fuse Online でインテグレーションに追加するよう要求されます。
手順
- Add to Integration ページで、コネクションの追加先のプラス記号をクリックします。Fuse Online が最後のコネクションを選択するよう要求する場合は、このステップをスキップします。
- インテグレーションが使用する Dropbox コネクションをクリックします。
- Choose an action ページで Upload を選択し、このコネクションがアクセスする Dropbox アカウントに現在のインテグレーションデータを追加します。
このアクションを設定するには以下を行います。
- Remote Path フィールドにアップロードするファイルのローカルパスとファイル名を指定します。Dropbox は同じパスと名前でファイルを格納します。本リリースでは、単一のファイルのみをアップロードできます。
Upload mode では以下を行います。
- 同じ Dropbox フォルダーに同じ名前のファイルがない場合のみ Add を選択してファイルをアップロードします。同じ名前のファイルが同じ Dropbox フォルダーに存在する場合は、ファイルはアップロードされず、インテグレーションが続行されます。これは、アップロードするファイルのコンテンツが更新されたかどうかに関わらず、同じ動作になります。
- 同じ名前のファイルが同じ Dropbox フォルダーにある場合でも確実にファイルをアップロードするには Force を選択します。既存のファイルはアップロードするファイルによって上書きされます。
- Next をクリックし、アクションの入力および出力タイプを指定します。
データタイプの認識が必要がない場合は、Select Type フィールドに Type specification not required を使用し、Next をクリックします。残りの手順を行う必要はありません。
ただし、構造化データタイプが推奨されます。たとえば、コネクションの入出力をデータマッパーステップでマップする場合、データタイプを指定する必要があります。データマッパーは、非構造化データのフィールドを表示できません。
データタイプを指定するには、Select Type フィールドをクリックし、以下の 1 つをスキーマタイプとして選択します。
-
JSON schema は JSON データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは
application/schema+json
です。 -
JSON instance は JSON データが含まれるドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは
application/json
です。 -
XML schema は XML データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのファイル拡張子は
.xsd
です。 -
XML instance は XML データが含まれるドキュメントです。このドキュメントのファイル拡張子は
.xml
です。
-
JSON schema は JSON データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは
-
Definition 入力ボックスに、選択したスキーマタイプに準拠する定義を貼り付けます。たとえば、JSON schema を選択した場合は、メディアタイプが
application/schema+json
の JSON スキーマファイルの内容を貼り付けます。 Data Type Name フィールドにはデータタイプに選択した名前を入力します。たとえば、ベンダーの JSON スキーマを指定する場合は、
Vendor
をデータタイプ名として指定することができます。このタイプを指定するコネクションを使用するインテグレーションを作成または編集するときにこのデータタイプ名が表示されます。Fuse Online では、インテグレーションビジュアライゼーションとデータマッパーにタイプ名が表示されます。
- Data Type Description フィールドには、このタイプを区別するのに便利な情報を提供します。データマッパーでこのタイプを処理するステップにカーソルを合わせると、この説明が表示されます。
- Next をクリックします。
結果
インテグレーションフローで追加した場所にコネクションが表示されます。