10.5. 名前付きファイルを FTP サーバーにアップロードする
インテグレーションでは、特定のファイルをフローの途中で FTP サーバーにアップロードするか、単純なインテグレーションを完了することができます。これには、FTP コネクションをフローの途中に追加するか、シンプルなインテグレーションの最後のコネクションとして追加します。
前提条件
- FTP 接続を作成しました。
- フローを作成または編集することになり、Fuse Online でインテグレーションに追加するよう要求されます。または、Fuse Online で最後のコネクションを選択するよう要求されます。
手順
- Add to Integration ページで、コネクションの追加先のプラス記号をクリックします。Fuse Online が最後のコネクションを選択するよう要求する場合は、このステップをスキップします。
- ファイルのアップロードに使用する FTP コネクションをクリックします。
- Choose an action ページで、UploadNamedFile を選択します。
- FTP directory フィールドには server ディレクトリーの絶対または相対名を入力します。実行時に、接続は名前付きファイル (前のステップで受け取ったもの) をこのディレクトリーにアップロードします。
If file exists フィールドには、サーバーのファイルと同じパスや名前を持つファイルをアップロードする場合に行う処置を示します。デフォルトの Override を使用してサーバー上のファイルをアップロードするファイルでオーバーライドするか、以下の 1 つを選択します。
- Append は、アップロードするファイルの内容をサーバー上のファイルに追加します。
-
Fail は、
GenericFileOperationException
を出力します。インテグレーションはエラー状態になりません。 - Ignore はファイルをアップロードしません。インテグレーションは何も問題がないことを前提で実行を継続します。
- Move は 1 つのファイルの名前を変更します。
- TryRename は一時的な名前でファイルをアップロードし、希望のファイル名に変更します。この操作は、希望の名前を持つファイルの存在を確認しないため、既存ファイルのチェックを行う場合よりもほとんどのサーバーで操作が速くなります。
- Temporary file prefix while copying フィールドには、文字列を指定します。ファイルのアップロード中にこの文字列がファイル名の先頭に追加されます。これにより、コネクションはサーバー上で一時ファイルに書き込みを行い、その一時ファイルの名前を適切な名前に変更することが可能になります。これは、非常に大きなファイルをアップロードする場合にロックを減らすのに便利です。
- Temporary file name while copying フィールドには、文字列を指定します。ファイルのアップロード中にそのファイルの名前が変更されます。これにより、コネクションはサーバー上で一時ファイルに書き込みを行い、その一時ファイルの名前を適切な名前に変更することが可能になります。これは、非常に大きなファイルをアップロードする場合にロックを減らすのに便利です。
- Next をクリックします。
結果
インテグレーションビジュアライゼーションで追加した場所にコネクションが表示されます。