検索

22.3. ServiceNow でのインポートセットの作成

download PDF

Fuse Online インテグレーションでは、ServiceNow コネクションは直接 ServiceNow テーブルを更新できません。インテグレーションで ServiceNow データを更新するには、ServiceNow テーブルの更新をステージングするインポートセットが事前に必要になります。

多くの場合で、ServiceNow 管理者が ServiceNow インバウンド Web サービスを作成することが、最も簡単にインポートセットを作成する方法になります。これにより、ServiceNow インポートセットが暗黙的に作成されます。インポートセットは、Web サービスの作成時に管理者が選択する ServiceNow ターゲットテーブルを基にしています。ServiceNow コネクションはこのインポートセットを更新し、ServiceNow はインポートセットを使用して対応する ServiceNow テーブルを更新します。

前提条件

ServiceNow の管理者権限が必要です。

ServiceNow の手順

  1. ServiceNow で web services を検索します。
  2. 結果の System Web Services > Inbound を選択し、Create New をクリックします。
  3. Create Web Service ページで以下を行います。

    1. Label フィールドで Web サービスの表示名を指定します。Web サービスのインポートセットにもこの名前が使用されます。
    2. Target table フィールドに、このサービスが更新する ServiceNow テーブルを選択します。
    3. Copy fields from target table を選択します。これにより、ターゲットテーブルと同じスキーマを持つインポートセットが作成されます。インポートセットはターゲットテーブルを更新するためのステージングエリアです。
    4. Create transform map を選択します。このマップによって、ServiceNow がインポートセットからターゲットテーブルにデータをコピーまたは変換することができます。
  4. Create をクリックします。
  5. 次の表示の Related LinksAuto Map Matching Fields をクリックし、選択したターゲットテーブルにあるフィールドのリストを表示します。
  6. correlation (相関) または coalesce (結合) フィールドとなるターゲットテーブルフィールドを 1 つ選択します。

    インポートセットのレコードにある correlation フィールドの値が、ターゲットテーブルの corelation フィールドの値と一致する場合、ServiceNow は新しいレコードを作成せずに、ターゲットテーブルのレコードを更新します。

  7. Coalesce を選択し、選択したフィールドを correlation フィールドとして特定します。correlation フィールドがない場合、ServiceNow はインポートセットの各レコードをターゲットテーブルとして追加します。
  8. Update をクリックします。
  9. 変換マップ (transform map) が作成されたことを確認します。

    1. ServiceNow で transform map を検索します。
    2. System Import SetsTransform Maps をクリックし、変換マップのリストを表示します。
    3. このリストで、作成した Web サービスのラベルに指定した値が名前になっている変換マップがあることを確認します。

その他のリソース

ServiceNow ドキュメントの Import sets

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.