12.2. HTTP または HTTPS コネクションのインテグレーションへの追加


HTTP または HTTPS コネクションを任意の数のインテグレーションに追加できます。

前提条件

  • HTTP または HTTPS コネクションが作成されている必要があります。
  • フローを作成または編集することになり、Fuse Online でインテグレーションに追加するよう要求されます。Fuse Online はインテグレーションの追加を要求します。または、Fuse Online は最初のコネクションまたは最後のコネクションの選択を要求します。

手順

  1. Add to Integration ページで、コネクションの追加先のプラス記号をクリックします。Fuse Online が最後のコネクションを選択するよう要求する場合は、このステップをスキップします。
  2. フローに追加する HTTP または HTTPS コネクションをクリックします。
  3. コネクションが実行するアクションを選択します。

    • 最初のコネクションを追加する場合、使用できるアクションは Periodic invoke URL のみになります。このアクションは、指定する間隔でエンドポイントを呼び出し、エンドポイントがデータを返すとインテグレーションをトリガーします。
    • 途中または最後のコネクションを追加する場合、使用できるアクションは Invoke URL のみです。このアクションはエンドポイントを一度呼び出します。
  4. URL Path フィールドに、呼び出すエンドポイントの場所を指定します。
  5. HTTP Method フィールドでコネクションが実行するメソッドを選択します。デフォルトのメソッドは GET です。

    • GET は、URL パスでコンテンツを取得します。
    • PUT は、URL パスでコンテンツをインテグレーションデータに置き換えます。
    • POST は、URL パスのインテグレーションデータを格納し、新しいコンテンツを作成します。
    • DELETE は URL パスのコンテンツを削除します。
    • HEAD は、URL パスでコンテンツに関するメタデータを取得します。
    • OPTIONS は、URL パスで通信オプション設定を取得します。
    • TRACE は、テストおよび診断の目的で情報を取得します。
    • PATCH は、インテグレーションデータに応じて URL パスでコンテンツを部分的に更新します。
  6. URL を定期的に呼び出す最初のコネクションを追加する場合、Period フィールドにデフォルトの間隔である 1 秒を使用するか、数値と単位 (ミリ秒、秒、分、または時間) を指定して呼び出しの間の待ち時間を示します。
  7. Next をクリックし、アクションの入力または出力タイプを指定します。
  8. データタイプの認識が必要がない場合は、Select Type フィールドに Type specification not required を使用し、Next をクリックします。残りの手順を行う必要はありません。

    ただし、構造化データタイプが推奨されます。たとえば、コネクションの入出力をデータマッパーステップでマップする場合、データタイプを指定する必要があります。データマッパーは、非構造化データのフィールドを表示できません。

    データタイプを指定するには、Select Type フィールドをクリックし、以下の 1 つをスキーマタイプとして選択します。

    • JSON schema は JSON データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/schema+json です。
    • JSON instance は JSON データが含まれるドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/json です。
    • XML schema は XML データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのファイル拡張子は .xsd です。
    • XML instance は XML データが含まれるドキュメントです。このドキュメントのファイル拡張子は .xml です。
  9. Definition 入力ボックスに、選択したスキーマタイプに準拠する定義を貼り付けます。たとえば、JSON schema を選択した場合は、メディアタイプが application/schema+json の JSON スキーマファイルの内容を貼り付けます。
  10. Data Type Name フィールドにはデータタイプに選択した名前を入力します。たとえば、ベンダーの JSON スキーマを指定する場合は、Vendor をデータタイプ名として指定することができます。

    このタイプを指定するコネクションを使用するインテグレーションを作成または編集するときにこのデータタイプ名が表示されます。Fuse Online では、インテグレーションビジュアライゼーションとデータマッパーにタイプ名が表示されます。

  11. Data Type Description フィールドには、このタイプを区別するのに便利な情報を提供します。データマッパーでこのタイプを処理するステップにカーソルを合わせると、この説明が表示されます。
  12. Next をクリックします。

結果

インテグレーションビジュアライゼーションで追加した場所にコネクションが表示されます。

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