7.4. コンテナーイメージ準備のパラメーター
コンテナー準備用のデフォルトファイル (containers-prepare-parameter.yaml
) には、ContainerImagePrepare
Heat パラメーターが含まれます。このパラメーターで、イメージのセットを準備するためのさまざまな設定を定義します。
parameter_defaults: ContainerImagePrepare: - (strategy one) - (strategy two) - (strategy three) ...
それぞれの設定では、サブパラメーターのセットにより使用するイメージやイメージの使用方法を定義することができます。以下の表には、ContainerImagePrepare
の各設定で使用することのできるサブパラメーターの情報をまとめています。
パラメーター | 説明 |
---|---|
| 設定から除外するイメージの名前に含まれる文字列のリスト |
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設定に含めるイメージの名前に含まれる文字列のリスト。少なくとも 1 つのイメージ名が既存のイメージと一致している必要があります。 |
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対象となるイメージのタグに追加する文字列。たとえば、 |
| 変更するイメージを絞り込むイメージラベルのディクショナリー。イメージが定義したラベルと一致する場合には、director はそのイメージを変更プロセスに含めます。 |
| イメージのアップロード中 (ただし目的のレジストリーにプッシュする前) に実行する Ansible ロール名の文字列 |
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アップロードプロセス中にイメージをプッシュするレジストリーの名前空間。このパラメーターで名前空間を指定すると、すべてのイメージパラメーターでもこの名前空間が使用されます。 |
| 元のコンテナーイメージをプルするソースレジストリー |
|
初期イメージの取得場所を定義する、 |
|
得られたイメージをタグ付けするラベルパターンを定義します。通常は |
set
パラメーターには、複数の キー:値
定義を設定することができます。以下の表には、キーの情報をまとめています。
キー | 説明 |
---|---|
| Ceph Storage コンテナーイメージの名前 |
| Ceph Storage コンテナーイメージの名前空間 |
| Ceph Storage コンテナーイメージのタグ |
| 各 OpenStack サービスイメージの接頭辞 |
| 各 OpenStack サービスイメージの接尾辞 |
| 各 OpenStack サービスイメージの名前空間 |
|
使用する OpenStack Networking (neutron) コンテナーを定義するのに使用するドライバー。標準の |
|
ソースレジストリーからプルするイメージを識別するために director が使用するタグ。通常、このキーは |
set
セクションには、openshift_
で始まる複数のパラメーターが含まれる場合があります。これらのパラメーターは、OpenShift on OpenStack に関するさまざまなシナリオ向けです。