7.6. NFV OVS-DPDK デプロイメントのトポロジー
以下のデプロイメント例は、2 つの仮想ネットワーク機能 (VNF) からなる OVS-DPDK 設定を示しています。それぞれの NVF は、次の 2 つのインターフェイスを持ちます。
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mgt
で表される管理インターフェイス - データプレーンインターフェイス
OVS-DPDK デプロイメントでは、VNF は物理インターフェイスをサポートする組み込みの DPDK で動作します。OVS-DPDK は、vSwitch レベルでボンディングを有効にします。OVS-DPDK デプロイメントでのパフォーマンスを向上させるには、カーネルと OVS-DPDK NIC を分離することを推奨します。仮想マシン向けのベースプロバイダーネットワークに接続された管理 (mgt
) ネットワークを分離するには、追加の NIC を利用できるようにします。Compute ノードは、Red Hat OpenStack Platform API 管理向けの標準 NIC 2 つで設定されます。これは、Ceph API で再利用できますが、OpenStack プロジェクトとは一切共有できません。
NFV OVS-DPDK のトポロジー
以下の図には、NFV 向けの OVS_DPDK のトポロジーを示しています。この環境は、1 または 10 Gbps の NIC を搭載したコンピュートノードおよびコントローラーノードと、director ノードで設定されます。