1.2. Networking サービスコンポーネント
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) Networking サービス (neutron) には、以下のコンポーネントが含まれています。
API サーバー
RHOSP のネットワーク API は、レイヤ 2 ネットワークと IP アドレス管理 (IPAM) のサポート、およびレイヤ 2 ネットワークと外部ネットワークへのゲートウェイ間のルーティングを可能にするレイヤ 3 ルーター設定のエクステンションを備えています。RHOSP ネットワーキングには、ルーター、スイッチ、仮想スイッチ、ソフトウェア定義ネットワーキング (SDN) コントローラーなど、さまざまな商用およびオープンソースネットワークテクノロジーとの相互運用性を可能にするプラグインのリストが増えています。
Modular Layer 2 (ML2) プラグインとエージェント
ML2 は、ポートをプラグおよびアンプラグし、ネットワークやサブネットを作成して、IP アドレス指定を提供します。
メッセージングキュー
API 操作を完了するために、エージェント間で RPC リクエストを受け付け、ルーティングします。メッセージキューは、各ハイパーバイザー上で動作する neutron サーバーと neutron エージェント間の RPC 用 ML2 プラグイン、Open vSwitch 用 ML2 メカニズムドライバー、Linux ブリッジで使用されています。