第4章 Block Storage バックアップサービスのカスタマイズ


Block Storage サービス (cinder) のバックアップサービスをデプロイした後、デフォルトのパラメーターを変更できます。

前提条件

  • ワークステーションに oc コマンドラインツールがインストール済みである。
  • cluster-admin 権限を持つユーザーとして、RHOSO コントロールプレーンにアクセスできるワークステーションにログオン済みである。

4.1. ボリューム所有者を認証してボリュームバックアップにアクセスできるようにする

管理者はプロジェクトに属する任意のボリュームをバックアップできます。ボリューム所有者もボリュームバックアップにアクセスできるようにするには、管理者はボリュームをバックアップするときにボリューム所有者を認証するための引数を指定する必要があります。

手順

  • ボリューム所有者を認証してボリュームバックアップにアクセスできるようにするには、次の引数を指定します。

    $ openstack --os-project-name <projectname> \
    --os-username <username> \
    --os-password <password> \
    volume backup create [--name <backup_name>] <volume>
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    • <projectname> をボリューム所有者のプロジェクト (tenant) の名前に置き換えます。
    • <username><password> をこのプロジェクト内のボリューム所有者であるユーザーのユーザー名とパスワードの認証情報に置き換えます。
注記

[--name <backup_name>] <volume> は、ボリュームバックアップを作成するときの一般的な引数です。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat