第4章 Block Storage バックアップサービスのカスタマイズ
Block Storage サービス (cinder) のバックアップサービスをデプロイした後、デフォルトのパラメーターを変更できます。
前提条件
- 
					ワークステーションに 
ocコマンドラインツールがインストール済みである。 - 
					
cluster-admin権限を持つユーザーとして、RHOSO コントロールプレーンにアクセスできるワークステーションにログオン済みである。 
4.1. ボリューム所有者を認証してボリュームバックアップにアクセスできるようにする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
管理者はプロジェクトに属する任意のボリュームをバックアップできます。ボリューム所有者もボリュームバックアップにアクセスできるようにするには、管理者はボリュームをバックアップするときにボリューム所有者を認証するための引数を指定する必要があります。
手順
ボリューム所有者を認証してボリュームバックアップにアクセスできるようにするには、次の引数を指定します。
openstack --os-project-name <projectname> \ --os-username <username> \ --os-password <password> \ volume backup create [--name <backup_name>] <volume>
$ openstack --os-project-name <projectname> \ --os-username <username> \ --os-password <password> \ volume backup create [--name <backup_name>] <volume>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 
								
<projectname>をボリューム所有者のプロジェクト (tenant) の名前に置き換えます。 - 
								
<username>と<password>をこのプロジェクト内のボリューム所有者であるユーザーのユーザー名とパスワードの認証情報に置き換えます。 
- 
								
 
注記
					[--name <backup_name>] <volume> は、ボリュームバックアップを作成するときの一般的な引数です。