3.27. OIDC 設定フィールド


表3.32 OIDC フィールド

フィールド

説明

<文字列>_LOGIN_CONFIG
(必須)

String

OIDC 設定を保持する親キー。通常は、OIDC プロバイダーの名前 (AZURE_LOGIN_CONFIG など) ですが、任意の文字列も受け入れられます。

.CLIENT_ID
(必須)

String

この Red Hat Quay インスタンスの登録されたクライアント ID。

例: 0e8dbe15c4c7630b6780

.CLIENT_SECRET
(必須)

String

Red Hat Quay インスタンスの登録クライアントシークレット。

例: e4a58ddd3d7408b7aec109e85564a0d153d3e846

.DEBUGLOG

Boolean

デバッグを有効にするかどうか。

.LOGIN_BINDING_FIELD

String

内部承認が LDAP に設定されている場合に使用されます。Red Hat Quay はこのパラメーターを読み取り、このユーザー名でユーザーの LDAP ツリーで検索を試みます。存在する場合は、その LDAP アカウントへのリンクが自動的に作成されます。

.LOGIN_SCOPES

Object

Red Hat Quay が OIDC プロバイダーとの通信に使用するスコープを追加します。

.OIDC_ENDPOINT_CUSTOM_PARAMS

String

OIDC エンドポイントでのカスタムクエリーパラメーターのサポートを追加しました。エンドポイント authorization_endpointtoken_endpoint、および user_endpoint がサポートされています。

.OIDC_ISSUER

String

ユーザーが検証する発行者を定義できます。たとえば、JWT トークンは、トークンを発行したユーザーを定義する iss と呼ばれるパラメーターをコンテナー化します。デフォルトでは、これはすべての OIDC プロバイダーによって公開される .well-know/openid/configuration エンドポイントから読み込まれます。この検証に失敗すると、ログインはありません。

.OIDC_SERVER
(必須)

String

認証に使用される OIDC サーバーのアドレス。

例: https://sts.windows.net/6c878…​/

.PREFERRED_USERNAME_CLAIM_NAME

String

優先ユーザー名をトークンのパラメーターに設定します。

.SERVICE_ICON

String

ログイン画面のアイコンを変更します。

.SERVICE_NAME
(必須)

String

認証されているサービスの名前。

例: Azure AD

.VERIFIED_EMAIL_CLAIM_NAME

String

ユーザーの電子メールアドレスを確認するために使用されるクレームの名前。

3.27.1. OIDC 設定

以下の例は、OIDC 設定のサンプルを示しています。

OIDC 設定の例

AZURE_LOGIN_CONFIG:
    CLIENT_ID: <client_id>
    CLIENT_SECRET: <client_secret>
    OIDC_SERVER: <oidc_server_address_>
    DEBUGGING: true
    SERVICE_NAME: Azure AD
    VERIFIED_EMAIL_CLAIM_NAME: <verified_email>
    OIDC_ENDPOINT_CUSTOM_PARAMS":
                "authorization_endpoint":
                    "some": "param",

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