9.2. デュアルスタックプロトコルファミリーの有効化
以下の手順を使用して、スタンドアロンの Red Hat Quay デプロイメントでデュアルスタック (IPv4 および IPv6) サポートを有効にします。
前提条件
- Red Hat Quay を 3.8 に更新している。
- ホストとコンテナーソフトウェアプラットフォーム (Docker、Podman) を、IPv6 をサポートするように設定している。
手順
デプロイメントの
config.yaml
ファイルで、FEATURE_LISTEN_IP_VERSION
パラメーターを追加し、dual-stack
に設定します。次に例を示します。--- FEATURE_GOOGLE_LOGIN: false FEATURE_INVITE_ONLY_USER_CREATION: false FEATURE_LISTEN_IP_VERSION: dual-stack FEATURE_MAILING: false FEATURE_NONSUPERUSER_TEAM_SYNCING_SETUP: false ---
- Red Hat Quay デプロイメントを起動または再起動します。
次のコマンドを入力して、デプロイメントが両方のチャネルをリッスンしていることを確認します。
IPv4 の場合、次のコマンドを入力します。
$ curl --ipv4 <quay_endpoint> {"data":{"services":{"auth":true,"database":true,"disk_space":true,"registry_gunicorn":true,"service_key":true,"web_gunicorn":true}},"status_code":200}
IPv6 の場合、次のコマンドを入力します。
$ curl --ipv6 <quay_endpoint> {"data":{"services":{"auth":true,"database":true,"disk_space":true,"registry_gunicorn":true,"service_key":true,"web_gunicorn":true}},"status_code":200}
デプロイメントの config.yaml
でデュアルスタックを有効にすると、環境がデュアルスタック用に設定されている限り、Red Hat Quay のすべての機能を通常どおり使用できます。