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第7章 Discovery サービスの設定

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Red Hat Satellite は、Satellite インベントリーに含まれていないネットワーク上に存在するホストを検出できます。これらのホストは、ハードウェアの検出を実行し、この情報を Satellite Server に送り返す検出イメージを起動します。これにより、各ホストの MAC アドレスを入力せずに Satellite Server でプロビジョニング可能なホストのリストが作成されます。

空のベアメタルホストを起動する場合には、起動メニューに localdiscovery の 2 つのオプションが含まれます。discovery を選択して、Discovery イメージを起動すると、数分後に Discovery イメージの起動が完了して、ステータス画面が表示されます。

Satellite Server では、Discovery サービスはデフォルトで有効になっていますが、グローバルテンプレートは、デフォルトで、ローカルハードドライブから起動するように設定されています。デフォルトの設定を変更するには、Satellite Web UI で、管理 > 設定 に移動して、プロビジョニング タブをクリックします。デフォルトの PXE グローバルテンプレートエントリー の列を特定し の行に discovery と入力します。

PXE モード

Discovery イメージの提供に Satellite Server を使用するには、以下の RPM パッケージをインストールします。

  • tfm-rubygem-foreman_discovery
  • foreman-discovery-image
  • tfm-rubygem-smart_proxy_discovery

tfm-rubygem-foreman_discovery パッケージには、検出されたノード、接続、必要なデータベース構造、API を処理する Satellite プラグインが含まれます。

tfm-rubygem-smart_proxy_discovery パッケージは、Discovery サービスのプロキシーとして機能するように Capsule Server (Satellite Server の統合 Capsule など) を設定します。

インストールが完了したら、ホスト > 検出されたホスト に移動して、新規メニューのオプションを表示できます。

7.1. Discovery サービスのインストール

以下の手順を実行し、Capsule Server で Discovery サービスを有効にします。

手順

  1. Capsule Server で以下のコマンドを入力します。

    # satellite-maintain packages install foreman-discovery-image tfm-rubygem-smart_proxy_discovery
  2. satellite-maintain サービスを再起動します。

    # satellite-maintain service restart
  3. Satellite Web UI で、インフラストラクチャー > Capsule に移動します。
  4. Capsule Server をクリックして、アクション 一覧から リフレッシュ を選択します。機能リストで Discovery を特定して、Discovery サービスが実行中であることを確認します。

サブネット

検出可能なホストを含むすべてのサブネットには、Discovery サービスを提供するために適切な Capsule Server が選択されている必要があります。

これを確認するには、インフラストラクチャー > Capsules に移動して、使用する Capsule Server で Discovery 機能が表示されていることを確認します。表示されていない場合には、機能のリフレッシュ をクリックします。

Satellite Web UI で、インフラストラクチャー > サブネット に移動してサブネットを選択します。次に、Capsule タブに移動し、使用する Discovery Proxy を選択します。使用するサブネットごとにこれを実行します。

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