第1章 Satellite におけるホストの概要
ホストは、Red Hat Satellite が管理する Linux クライアントを指します。ホストは物理サーバーでも仮想サーバーでもかまいません。
仮想ホストは、Amazon EC2、Google Compute Engine、KVM、libvirt、Microsoft Azure、OpenStack、Red Hat Virtualization、Rackspace Cloud Services、VMware vSphere など、Red Hat Satellite でサポートされている任意のプラットフォームにデプロイできます。
Satellite を使用すると、監視、プロビジョニング、リモート実行、設定管理、ソフトウェア管理、サブスクリプション管理など、大規模なホスト管理が可能になります。
1.1. Satellite Web UI でのホストの参照
Satellite Web UI では、Satellite が認識するすべてのホストをタイプ別にグループ化して参照できます。
- すべてのホスト - Satellite が認識するすべてのホストのリスト。
- 検出されたホスト - Discovery プラグインによってプロビジョニングネットワークで検出されたベアメタルホストのリスト。
- コンテンツホスト - コンテンツとサブスクリプションに関連するタスクを管理するホストのリスト。
- ホストコレクション - エラータのインストールなどの一括操作に使用するユーザー定義のホストコレクションのリスト。
ホストを検索するには、Search フィールドに入力します。部分一致検索を実行するには、アスタリスク (*) を使用します。たとえば、server.example.com
という名前のコンテンツホストを検索する場合は、Content Hosts ページをクリックし、Search フィールドに server*
と入力します。または、*ver*
と入力しても、コンテンツホスト server.example.com
が見つかります。
Satellite Server は、自己登録されていない場合でも、ホストとしてリストに追加されます。ホストのリストから Satellite Server を削除しないでください。