5.3. ボンディングインターフェイスの追加
以下の手順を使用して、ホストのボンディングインターフェイスを設定します。Satellite Web UI の代わりに CLI を使用する場合は、CLI 手順 を参照してください。
手順
- Satellite Web UI で、Hosts > All Hosts に移動します。
- 編集するホストの横の Edit をクリックします。
- インターフェイス タブで、インターフェイスの追加 をクリックします。
- タイプ リストから ボンディング を選択します。タイプ固有の設定オプションがフォームに追加されます。
一般的なインターフェイス設定を指定します。適用できる設定オプションは、物理インターフェイスのオプションと同じです (「物理インターフェイスの追加」 を参照)。
ボンディングインターフェイスは、デバイス ID フィールドにある bond0 形式の ID を使用します。
MAC アドレス 1 つで十分です。
セカンダリーインターフェイスを追加する場合は、Managed を選択します。それ以外の場合、Satellite は設定を適用しません。
ボンディングインターフェイスに固有の設定オプションを指定します。
- モード: フォールトトレランスおよび負荷分散のポリシーを定義するボンドモードを選択します。各ボンドモードの簡単な説明は、「Satellite で利用可能なボンディングモード」 を参照してください。
- 割り当て済みデバイス: 割り当てられたデバイスの ID のコンマ区切りのリストを指定します。物理インターフェイスまたは VLAN を指定できます。
- ボンドオプション: 設定オプションのコンマ区切りのリストを指定します (例: miimon=100)。ボンディングされたインターフェイスの設定オプションの詳細は、Red Hat Enterprise Linux 8 ネットワークの設定と管理 の ネットワークボンディングの設定 を参照してください。
- OK をクリックして、インターフェイス設定を保存します。
- 送信 をクリックして、ホストへの変更を適用します。
CLI 手順
ボンディングインターフェイスでホストを作成するには、以下のコマンドを入力します。
# hammer host create \ --ask-root-password yes \ --hostgroup My_Host_Group \ --ip=My_IP_Address \ --mac=My_MAC_Address \ --managed true \ --interface="identifier=My_NIC_1, mac=_My_MAC_Address_1, managed=true, type=Nic::Managed, domain_id=My_Domain_ID, subnet_id=My_Subnet_ID" \ --interface="identifier=My_NIC_2, mac=My_MAC_Address_2, managed=true, type=Nic::Managed, domain_id=My_Domain_ID, subnet_id=My_Subnet_ID" \ --interface="identifier=bondN, ip=My_IP_Address_2, type=Nic::Bond, mode=active-backup, attached_devices=[My_NIC_1,My_NIC_2], managed=true, domain_id=My_Domain_ID, subnet_id=My_Subnet_ID" \ --location "My_Location" \ --name "My_Host_Name" \ --organization "My_Organization" \ --subnet-id=My_Subnet_ID
必ず
bondN
をbond
とデバイス識別子の ID (例:bond0
) に置き換えてください。