13.12. プルモードでのリモート実行ジョブ用の代替ディレクトリーを設定する


デフォルトでは、Satellite はプルモードのリモート実行ジョブにホスト上の /run ディレクトリーを使用します。ホスト上の /run ディレクトリーが noexec フラグ付きでマウントされている場合、Satellite はこのディレクトリー内のリモート実行ジョブスクリプトを実行できません。yggdrasild サービスを使用して、プルモードでリモート実行ジョブを実行するための代替ディレクトリーを設定できます。

手順

ホストで、以下の手順を実行します。

  1. 新しいディレクトリーを作成します。

    # mkdir /My_Remote_Working_Directory
  2. yggdrasild サービス設定にアクセスします。

    # systemctl edit yggdrasild
  3. 次の行を設定に追加して、代替ディレクトリーを指定します。

    Environment=FOREMAN_YGG_WORKER_WORKDIR=/My_Remote_Working_Directory
  4. yggdrasild サービスを再起動します。

    # systemctl restart yggdrasild
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.