付録A テンプレート作成リファレンス
Embedded Ruby (ERB) は、Ruby コードとプレーンテキストを統合するテンプレートをもとに、テキストファイルを生成するためのツールです。Red Hat Satellite は、以下の場合に ERB 構文を使用します。
- プロビジョニングテンプレート
- 詳細は、ホストのプロビジョニング の プロビジョニングテンプレートの作成 を参照してください。
- リモート実行ジョブのテンプレート
- 詳細は、13章リモートジョブの設定およびセットアップ を参照してください。
- レポートテンプレート
- 詳細は、11章レポートテンプレートを使用したホストの監視 を参照してください。
- パーティションテーブルのテンプレート
- 詳細は、ホストのプロビジョニング の パーティションテーブルの作成 を参照してください。
- スマートクラスパラメーター
- 詳細は、Puppet インテグレーションを使用した設定の管理 の Puppet スマートクラスパラメーターの設定 を参照してください。
このセクションでは、ERB テンプレートで使用可能な Satellite 固有のマクロと変数を使用例と併せて概説します。Red Hat Satellite によって提供されるデフォルトのテンプレート (Hosts > Templates > Provisioning Templates、Hosts > Templates > Job templates、Monitor > Reports > Report Templates) も、ERB 構文例のソースとして優れています。
ホストのプロビジョニング時またはリモートジョブの実行時に、ERB のコードが実行し、変数がホスト固有の値に置き換えられます。このプロセスは、レンダリング と呼ばれています。Satellite Server ではセーフモードのレンダリングオプションがデフォルトで有効になっており、これにより、有害なコードがテンプレートから実行されないようにすることができます。
A.1. Satellite Web UI でのテンプレート作成リファレンスへのアクセス
Satellite Web UI でテンプレート作成リファレンスドキュメントにアクセスできます。
手順
- Satellite Web UI にログインします。
- Satellite Web UI で、Administer > About に移動します。
- サポートセクションの Templates DSL リンクをクリックします。