5.2. 仮想インターフェイスの設定
ホストの仮想インターフェイスを設定できます。仮想インターフェイスには、VLAN またはエイリアスインターフェイスのいずれかを使用することができます。
- VLAN インターフェイスを使用すると、ホストは 1 つの物理インターフェイスを使用して個別のネットワークセグメントに接続できます。
-
エイリアスインターフェイスとは、既存のインターフェイスにアタッチされた追加の IP アドレスのことです。エイリアスインターフェイスは、自動的にアタッチ先のインターフェイスから MAC アドレスを継承するので、MAC アドレスを指定せずにエイリアスを作成できます。インターフェイスは、ブートモードを
static
に設定したサブネットに指定する必要があります。
注記
現在、仮想インターフェイスには物理デバイスの MAC アドレスが必要です。そのため、これらのインターフェイスの設定はベアメタルホストでのみ機能します。
手順
Add Interface フォームに移動します。
- Satellite Web UI で、Hosts > All Hosts に移動します。
- 編集するホストの横の Edit をクリックします。
- Interfaces タブで、Add Interface をクリックします。
一般的なインターフェイス設定を指定します。
- 仮想インターフェイスが管理されている場合は、MAC アドレス を指定します。
Device Identifier フィールドに ID を指定します。
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VLAN の場合は、
eth1.10
形式を使用します。 -
エイリアスの場合は、
eth1:10
形式を使用します。
-
VLAN の場合は、
仮想 NIC を設定します。
- 仮想 NIC チェックボックスを選択します。
- 必要に応じて、VLAN Tag を指定します。
-
仮想インターフェイスの 割り当て先 となる物理インターフェイスの識別子を指定します (例
: eth1
)。この設定は必須です。
- OK をクリックして、インターフェイス設定を保存します。
- Submit をクリックして、ホストへの変更を適用します。