13.12. プルモードでのリモート実行ジョブ用の代替ディレクトリーを設定する


デフォルトでは、Satellite はプルモードのリモート実行ジョブにホスト上の /run ディレクトリーを使用します。ホスト上の /run ディレクトリーが noexec フラグ付きでマウントされている場合、Satellite はこのディレクトリー内のリモート実行ジョブスクリプトを実行できません。Yggdrasil サービスを使用すると、プルモードでリモート実行ジョブを実行するための代替ディレクトリーを設定できます。

前提条件

  • ホストにインストールされている yggdrasil パッケージのバージョンを確認します。

    $ rpm --query yggdrasil
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手順

  1. 新しいディレクトリーを作成します。

    # mkdir /My_Remote_Working_Directory
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  2. Yggdrasil サービス設定にアクセスします。

    • ホストに yggdrasil バージョン 0.4.z 以降がインストールされている場合:

      # systemctl edit com.redhat.Yggdrasil1.Worker1.foreman
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    • ホストに yggdrasil バージョン 0.2.z 以前がインストールされている場合:

      # systemctl edit yggdrasild
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  3. 次の行を設定に追加して、代替ディレクトリーを指定します。

    Environment=FOREMAN_YGG_WORKER_WORKDIR=/My_Remote_Working_Directory
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  4. Yggdrasil サービスを再起動します。

    • ホストに yggdrasil バージョン 0.4.z 以降がインストールされている場合:

      # systemctl restart yggdrasil com.redhat.Yggdrasil1.Worker1.foreman
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    • ホストに yggdrasil バージョン 0.2.z 以前がインストールされている場合:

      # systemctl restart yggdrasild
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