付録A トラブルシューティング: yggdrasil の更新後にリモートジョブがタイムアウトする


弱い依存関係が無効になっており、yggdrasil プルクライアントを使用するように設定されているホストでは、yggdrasil パッケージがバージョン 0.4.z 以降に更新されると、タイムアウトし、リモートジョブが失敗し始める可能性があります。

プルベースのトランスポート設定は Yggdrasil サービスに依存しており、ホストにインストールされている yggdrasil パッケージのバージョンによって異なります。yggdrasil バージョン 0.4.z をホストにインストールした後、プルベースのリモート実行モードを正しく動作させるには、Yggdrasil クライアント設定を更新する必要があります。ホストに foreman_ygg_migration パッケージをインストールすると、Satellite によって Yggdrasil 設定に必要な変更が適用されるようになります。

弱い依存関係が有効になっているホストでは、Satellite は foreman_ygg_migration パッケージを自動的にインストールします。それ以上の手順は必要ありません。

弱い依存関係が無効になっているホストでは、foreman_ygg_migration パッケージを手動でインストールする必要があります。

手順

  1. ホストにインストールされている yggdrasil パッケージのバージョンを確認します。

    $ rpm --query yggdrasil
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  2. ホストに yggdrasil バージョン 0.4.z 以降がインストールされている場合は、yggdrasil および com.redhat.Yggdrasil1.Worker1.foreman サービスが実行されているはずです。次のサービスのステータスを確認します。

    # systemctl status yggdrasil com.redhat.Yggdrasil1.Worker1.foreman
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

    上記のサービスが実行されていない場合は、Yggdrasil が正しく設定されていない可能性があります。

  3. foreman_ygg_migration パッケージを手動でインストールします。

    # dnf install foreman_ygg_migration
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

    foreman_ygg_migration をインストールすると、Satellite が必要な Yggdrasil 設定変更を適用し、プルモードでのリモート実行が期待どおりに機能するようになります。

検証

  1. Yggdrasil サービスのステータスを再度確認します。

    # systemctl status yggdrasil com.redhat.Yggdrasil1.Worker1.foreman
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

    これらのサービスは現在実行されているはずです。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat