第5章 Configuring network interfaces
Satellite は、1 台のホストに対して複数のネットワークインターフェイスを指定することをサポートします。「Red Hat Satellite でのホストの作成」 で説明されているように新規ホストを作成する場合や、既存ホストを編集する場合に、これらのインターフェイスを設定することができます。
ホストに割り当てることのできるネットワークインターフェイスにはいくつかのタイプがあります。インターフェイスを設定するときは、次のいずれかを選択します。
- インターフェイス: 物理インターフェイスまたは仮想インターフェイスを追加で指定できます。作成できる仮想インターフェイスのタイプは 2 つあります。ホストが単一のインターフェイスを使用して複数の (仮想) ネットワークと通信する必要があるが、これらのネットワークが相互にアクセスできない場合は、VLAN を使用します。これらのネットワークは互いにアクセスできません。既存のインターフェイスに別の IP アドレスを追加するには、エイリアス を使用します。
- ボンド: ボンディングインターフェイスを作成します。NIC ボンディングは、複数のネットワークインターフェイスを 1 つのインターフェイスにバインディングして 1 つのデバイスと表示し、MAC アドレスを 1 つ持つ方法です。これにより、複数のネットワークインターフェイスが 1 つのネットワークインターフェイスとして機能し、帯域幅の拡大と冗長性を提供します。
- BMC: ベースボード管理コントローラー (BMC) により、マシンの物理的な状態をリモートで監視および管理できます。BMC に関する詳細は、接続されたネットワーク環境での Satellite Server のインストール の ホストでの電源管理の有効化 を参照してください。
追加のインターフェイスには、デフォルトで マネージド フラグが有効になっています。これは、新規インターフェイスが、選択したサブネットに関連付けられた DNS および DHCP Capsule Server によるプロビジョニング時に自動的に設定されることを意味します。これには、DNS および DHCP Capsule Server が適切に設定されたサブネットが必要です。ホストのプロビジョニングにキックスタートメソッドを使用する場合には、マネージドインターフェイスの設定ファイルはインストール後のフェーズで、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-interface_id
に自動的に作成されます。
5.1. 物理インターフェイスの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ホストの物理インターフェイスを設定できます。
手順
Add Interface フォームに移動します。
- Satellite Web UI で、Hosts > All Hosts に移動します。
- 編集するホストの横の Edit をクリックします。
- Interfaces タブで、Add Interface をクリックします。
一般的なインターフェイス設定を指定します。
- MAC アドレス を指定します。この設定は必須です。
-
eth0 などの
デバイス ID
を指定します。
ネットワークと DNS 設定を指定します。
- ホストの IP アドレスに関連付けられた DNS 名 を指定します。
- ドメイン リストからドメインを選択します。
- IPv4 Subnet または IPv6 Subnet リストからサブネットを選択します。
IPv4 address または IPv6 address を指定します。
注記DHCP Capsule Server が割り当てられたマネージドインターフェイスでは、DHCP リースを作成するためにこの設定が必要です。DHCP が有効になっているマネージドインターフェイスでは、IP アドレスが自動補完されます。
インターフェイス管理オプションを指定します。
- インターフェイスが マネージド かどうかを選択します。
- ホストの プライマリー インターフェイスかどうかを選択します。
- ホストの プロビジョニング インターフェイスかどうかを選択します。
- リモート実行 のインターフェイスを使用するかどうかを選択します。
- OK をクリックして、インターフェイス設定を保存します。
- Submit をクリックして、ホストへの変更を適用します。