15.3. ホスト上のパッケージのアップグレード


Satellite Web UI では、ホスト上のパッケージを一括でアップグレードできます。

手順

  1. Satellite Web UI で、Hosts > All Hosts に移動します。
  2. ホストを選択します。
  3. Content タブで、Packages タブをクリックします。
  4. Status 一覧から Upgradable を選択します。
  5. Upgradable to 列で、アップグレードするパッケージバージョンを選択します。
  6. アップグレードするパッケージを選択します。
  7. Upgrade をクリックします。Satellite Web UI に、リモート実行ジョブの通知が表示されます。

API の手順

  1. API リクエスト本文を JSON 形式で指定します。

    API リクエストボディーの例

{
  "job_invocation" : { 
1

    "concurrency_control" : {
      "concurrency_level" : 100 
2

    },
    "feature" : "katello_package_{PackageAction}", 
3

    "inputs" : {
      "package" : "nano vim" 
4

    },
    "scheduling" : { 
5

      "start_at" : "2023-09-21T19:00:00+00:00",
      "start_before" : "2023-09-23T00:00:00+00:00"
    },
    "search_query" : "*", 
6

    "ssh" : { 
7

      "effective_user" : "My_Username",
      "effective_user_password" : "My_Password"
    },
    "targeting_type" : "dynamic_query" 
8

  }
}
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1
API リクエストが含まれる "job_invocation" オブジェクト。
2
オプション: ジョブが同時に実行されるホストの数を制限します。
3
"feature" フィールドには "katello_package_update" の値を指定します。
4
更新するパッケージを指定する "inputs/package" オブジェクト。複数のパッケージは空白で区切ります。
5
オプション: パッケージの更新を開始する時間の境界。
  • 一方または両方の境界を ISO 8601 形式で指定できます。
  • この時点でパッケージを更新できない場合は、アクションはキャンセルされます。
  • 時刻を省略すると、デフォルトの 00:00:00 になります。
  • タイムゾーンを省略すると、デフォルトで UTC になります。
6
パッケージを更新するホストに一致する検索クエリー。
7
オプション: SSH ユーザーの認証情報 (そのユーザーとしてパッケージを更新する場合)。
8
オプション: "scheduling" オブジェクトを指定した場合、"targeting_type/dynamic_query" フィールドを指定して、ジョブの実行時に検索クエリーを評価できます。
  • これは、ジョブの実行時にクエリーが異なる結果を生成することが予想される場合に役立ちます。
  • このフィールドを省略すると、デフォルトの "static_query" が使用されます。
  1. 作成したボディーを含む POST リクエストを Satellite Server の /api/job_invocations エンドポイントに送信し、フォーマットされた応答を確認します。

    API リクエストの例:

    $ curl https://satellite.example.com/api/job_invocations \
    -H "content-type: application/json" \
    -X POST \
    -d @Path_To_My_API_Request_Body \
    -u My_Username:My_Password \
    | python3 -m json.tool
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検証

  • Satellite Web UI で、Monitor > Jobs に移動し、選択したホストでパッケージを更新する、スケジュール済みまたは完了済みのリモート実行ジョブのレポートを確認します。
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