6.14.3. ゲストエージェントフック
フックとは、キーイベントの発生時に仮想マシン内でアクティビティーをトリガーするスクリプトです。
- 移行前
- 移行後
- ハイバネート前
- ハイバネート後
フック設定のベースディレクトリーは、Linux システムでは /etc/ovirt-guest-agent/hooks.d
、Windows システムでは C:\Program Files\Redhat\RHEV\Drivers\Agent
です。
各イベントには、対応するサブディレクトリー(before_migration
および after_migration
、before_hibernation
および after_hibernation
)があります。そのディレクトリー内のすべてのファイルまたはシンボリックリンクが実行されます。
Linux システムでは、実行ユーザーは ovirtagent
です。スクリプトが root
パーミッションを必要とする場合は、フックスクリプトの作成者により昇格を実行する必要があります。
Windows システムでは、実行ユーザーは System Service
ユーザーです。