4.10.2.2. CPU のピニング
vCPU を特定のホストの物理 CPU にピニングします。
- ホスト タブで、特定のホスト のラジオボタンを選択します。
- リソースの割り当て タブで、CPU の固定トポロジー に入り、設定がピニングされたホストの設定に適合していることを確認します。このフィールドの構文は、「Virtual Machine Resource Allocation Settings Explained」 を参照してください。
仮想マシンの設定がホストの設定と互換性があることを確認します。
- 仮想マシンのソケット数は、ホストのソケット数よりも多い数を指定できません。
- 仮想ソケットあたりの仮想マシンのコア数は、ホストのコア数よりも多い数を指定できません。
- ホストと仮想マシンのキャッシュの使用量が同じ想定の場合に、CPU 使用率の高いワークロードのパフォーマンスが一番良くなります。最高のパフォーマンスを実現するには、コアあたりの仮想マシンのスレッド数がホストのスレッド数を超えてないようにしてください。
重要
CPU のピニングには、次の要件があります。
- ホストが NUMA 対応の場合には、仮想マシンはホストの NUMA 設定に適合している必要があるため、ホストの NUMA 設定 (メモリーと CPU) を考慮する必要があります。
- IO およびエミュレータースレッドピニングトポロジー を考慮する必要があります。
- CPU のピニングは、仮想マシンとプールにのみ設定でき、テンプレートには設定できません。したがって、高性能テンプレートに基づいている場合でも、高性能仮想マシンまたはプールを作成するときは常に、CPU ピニングを手動で設定する必要があります。