7.15. 仮想化
Windows Server 2019 ホストの RHEL 8 ゲストコンソールへの接続の速度が低下することがなくなりました。
以前では、Windows Server 2019 ホストで、RHEL 8 をマルチユーザーモードでゲストオペレーティングシステムとして使用すると、ゲストのコンソール出力へ接続するのに想定よりもはるかに長い時間がかかっていました。今回の更新で、Hyper-V ハイパーバイザー上の VRAM のパフォーマンスが改善され、この問題が修正されます。
(BZ#1908893)
QXL で、Wayland を使用する仮想マシンの複数のモニターを表示できるようになりました。
以前では、remote-viewer
ユーティリティーを使用して、Wayland ディスプレイサーバーを使用している仮想マシンのモニターを複数表示すると、仮想マシンが応答しなくなり、Waiting for display というステータスメッセージが永久に表示されていました。基礎となるコードが修正され、上記の問題が発生しなくなりました。
(BZ#1642887)