3.2. 非接続環境での CLI のインストール


システムが非接続環境にある場合は、次の操作を実行して Migration Toolkit for Applications (MTA) コマンドラインインターフェイス (CLI) をインストールできます。

  1. 外部のコンピューターを使用して必要なイメージをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたイメージを、MTA CLI をインストールするシステムにコピーします。
重要

次の手順はコンテナーモードのみが対象です。

注記

非接続環境での分析出力では、Maven にアクセスしないと依存関係分析が正確に実行されないため、通常、インシデント数が少なくなります。

前提条件

  • Migration Toolkit for Applications Red Hat Developer ページ から必要な MTA CLI バイナリーをダウンロードした。
  • システムに Podman ツールがインストールされている。
  • Java アプリケーションの分析では、--run-local フラグを false に設定して、コンテナーランタイムの使用を有効にした。

    --run-local=false
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    Java 以外のアプリケーションの分析は、デフォルトでコンテナーモードで実行されます。

手順

  1. 接続されたデバイスで、次の手順を実行します。

    1. registry.redhat.io に対して認証します。

      $ podman login registry.redhat.io
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    2. mta-cli バイナリーファイルを実行します。バイナリーファイルは必要なプロバイダーイメージを取得します。以下に例を示します。

      $ mta-cli analyze
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      重要

      このコマンドは必要なイメージのみをプルします。たとえば、Java イメージを必要とするコマンドを実行すると、.NET イメージはプルされません。

    3. イメージリストを表示します。

      $ podman images
      REPOSITORY                                                        TAG         IMAGE ID      CREATED       SIZE
      registry.redhat.io/mta/mta-generic-external-provider-rhel9        7.3.1       8b8d7fa14570  13 days ago   692 MB
      registry.redhat.io/mta/mta-cli-rhel9                              7.3.1       45422a12d936  13 days ago   1.6 GB
      registry.redhat.io/mta/mta-java-external-provider-rhel9           7.3.1       4d6d0912a38b  13 days ago   715 MB
      registry.redhat.io/mta/mta-dotnet-external-provider-rhel9         7.3.1       66ec9fc51408  13 days ago   1.27 GB
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    4. イメージを保存します。

      $ podman save <image_ID> -o <image_name>.image
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    5. イメージを USB ドライブにコピーするか、非接続デバイスのファイルシステムに直接コピーします。
  2. 非接続デバイスで、次のように入力します。

    $ podman load --input <image_name>.image
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