4.3. コンテナーレスモードでのアプリケーションの分析
MTA 7.2.0 以降では、コンテナーランタイムのインストールを必要としない MTA CLI を使用して、Java アプリケーションのアプリケーション分析を実行できます。
MTA 7.2.0 以降では、コンテナーレス CLI がデフォルトモードです。Java アプリケーションの分析にコンテナーランタイムの使用を有効にするには、--run-local フラグを false に設定する必要があります。
--run-local=false
--run-local=false
他のアプリケーションの分析はコンテナーモードで自動的に実行されます
前提条件
- MTA CLI がインストールされている。詳細は、.zip ファイルを使用した CLI のインストール を参照してください。
- Java Development Kit (JDK) バージョン 17 以降がインストールされている。
-
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) または Fedora で OpenJDK を使用する場合、Java
develパッケージがインストールされている。 - Maven バージョン 3.9.9 以降がインストールされている。
CLI では、
mvnバイナリーへのパスがシステム変数に正しく登録されていることを前提としている。したがって、次の変数にmvnが追加されていることを確認してください。-
Windows の
Path。 -
Linux および macOS の
PATH。
-
Windows の
-
JAVA_HOME環境変数が設定されている。 JVM_MAX_MEMシステム変数が設定されている。注記JVM_MAX_MEMを設定しないと、Java がデフォルトのJVM_MAX_MEM値よりも多くのメモリーを必要とする可能性があるため、分析がハングする可能性があります。Gradle 分析の場合:
- OpenJDK バージョン 8 をインストールした。
-
OpenJDK 8 のホームディレクトリーを指すように
$JAVA8_HOMEを設定した。 - プロジェクトに Gradle ラッパー がある。
手順
オプション: すべての
mta-cli analyzeコマンドオプションを表示します。mta-cli analyze --help
$ mta-cli analyze --helpCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow アプリケーション分析を実行します。
mta-cli analyze --overwrite --input <path_to_input> --output <path_to_output> --target <target_source>
$ mta-cli analyze --overwrite --input <path_to_input> --output <path_to_output> --target <target_source>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記--overwriteオプションは、出力フォルダーが存在する場合にそのフィルダーを上書きします。