第1章 MTA コマンドラインインターフェイスの概要
Migration Toolkit for Applications (MTA) コマンドラインインターフェイス (CLI) は、Red Hat OpenShift でのコンテナー化とデプロイメントに対するアプリケーションの適合性を評価するための包括的なルールセットを提供します。MTA CLI を使用すると、さまざまな言語で記述されたアプリケーションの移行とモダナイゼーションの取り組みを評価し、優先順位を付けることができます。たとえば、MTA を使用して、次の言語で記述されたアプリケーションを分析できます。
- Java
- Go
- .NET
- Node.js
- Python
.NET 言語で記述されたアプリケーションの分析は、開発者プレビュー機能です。開発者プレビュー機能は、Red Hat ではいかなる形でもサポートされていません。また、機能的には完全ではなく、実稼働環境に対応していません。開発者プレビュー機能は、実稼働ワークロードまたはビジネスクリティカルなワークロードには使用しないでください。開発者プレビュー機能は、Red Hat 製品オファリングに含まれる可能性がある前に、今後の製品機能への早期アクセスを提供し、お客様が機能をテストし、開発プロセス中にフィードバックを提供できるようにします。これらの機能にはドキュメントがない可能性があり、いつでも変更または削除される可能性があり、テストは制限されています。Red Hat は、関連する SLA なしで、開発者プレビュー機能に関するフィードバックを送信する方法を提供する場合があります。
Python および Node.js 言語で記述されたアプリケーションの分析は、テクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
CLI は、他のツールを使用せずに分析を強調表示する多数のレポートを提供します。CLI を使用して MTA 分析オプションをカスタマイズしたり、外部の自動化ツールと統合したりできます。