17.2. サポートされているパフォーマンスプロファイルの API バージョン
Node Tuning Operator は、パフォーマンスプロファイル apiVersion
フィールドの v2
、v1
、および v1alpha1
をサポートします。v1 および v1alpha1 API は同一です。v2 API には、デフォルト値の false
が設定されたオプションのブール値フィールド globallyDisableIrqLoadBalancing
が含まれます。
デバイス割り込み処理を使用するためのパフォーマンスプロファイルのアップグレード
Node Tuning Operator パフォーマンスプロファイルのカスタムリソース定義 (CRD) を v1 または v1alpha1 から v2 にアップグレードする場合、globallyDisableIrqLoadBalancing
は true
に設定されます。
globallyDisableIrqLoadBalancing
は、IRQ ロードバランシングを分離 CPU セットに対して無効にするかどうかを切り替えます。このオプションを true
に設定すると、分離 CPU セットの IRQ ロードバランシングが無効になります。オプションを false
に設定すると、IRQ をすべての CPU 間でバランスさせることができます。
Node Tuning Operator API の v1alpha1 から v1 へのアップグレード
Node Tuning Operator API バージョンを v1alpha1 から v1 にアップグレードする場合、v1alpha1 パフォーマンスプロファイルは "None" 変換ストラテジーを使用してオンザフライで変換され、API バージョン v1 の Node Tuning Operator に提供されます。
Node Tuning Operator API の v1alpha1 または v1 から v2 へのアップグレード
古い Node Tuning Operator API バージョンからアップグレードする場合、既存の v1 および v1alpha1 パフォーマンスプロファイルは、globallyDisableIrqLoadBalancing
フィールドに true
の値を挿入する変換 Webhook を使用して変換されます。