5.12. ハブクラスターの Day 2 Operator
管理ハブクラスターは、一連の Day 2 Operator を利用して、重要な管理サービスとインフラストラクチャーを提供します。クラスター群に含まれるマネージドクラスターのバージョンセットと一致する Operator バージョンを使用してください。
Day 2 Operator は、Operator Lifecycle Manager (OLM) と Subscription
カスタムリソース (CR) を使用してインストールします。Subscription
CR では、インストールする特定の Day 2 Operator、Operator が含まれるカタログ、および Operator の適切なバージョンチャネルを指定します。デフォルトでは、OLM が Operator をインストールし、チャネルで利用可能な最新の z-stream バージョンを使用して Operator を最新の状態に維持することを試みます。Subscription は、すべてデフォルトで installPlanApproval: Automatic
値を使用して設定されます。この設定では、新しい Operator バージョンがカタログとチャネルで利用可能になると、OLM によってそのバージョンが自動的にインストールされます。
installPlanApproval
を Automatic に設定すると、カタログインデックスが更新され、新しい Operator バージョンが追加されたときに、定められたメンテナンス期間外で Operator が更新されるリスクが生じます。非接続環境で、厳選された Operator とバージョンのセットをカタログ内で構築および維持している場合は、バージョン更新用に新しいカタログインデックスを作成する方法を採用すると、Operator が誤って更新されるリスクが大幅に軽減されます。ただし、このリスクをさらに軽減する必要がある場合は、Subscription
CR を installPlanApproval: Manual
に設定すると、管理者による明示的な承認なしで Operator が更新されるのを防ぐことができます。
- 制限と要件
- 通信事業者ハブクラスターをアップグレードする場合、OpenShift Container Platform および Operator のバージョンが、関連するすべての互換性マトリックスの要件を満たしている必要があります。